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所要時間:❶時間  初心者・初級者向け

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およそ 1300 年前に高僧行基により見つけられた山代温泉は、単に湯治場としてだけではなく、泉鏡花や与謝野晶子、北大路魯山人など多くの文人墨客に愛されてきました。現在でもこの地には多くのゆかりの地を残しています。そういった地をめぐりつつ、移り変わる四季の情景や歴史・文化に思いを馳せながらこのコースをお楽しみください。

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古総湯は明治時代の総湯の湯屋を今の時代に再現したものです。湯浴み ( ゆあみ ) と呼ばれる、温泉につかるだけの昔ながらの入浴方が体験できる温泉です。

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まずは、飲泉

足湯にこんこんと湧き出すお湯は飲泉することができます。源泉の温度は 64 度と少し高めですが、この温度はコーヒーや煎茶の適正温度よりは低めです。運動の前の給水や、朝の白湯を飲む感覚で、湧き出るお湯に感謝して飲みましょう。

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女生水は、水道が引かれるまで山代温泉住人の飲料水であり、地元旅館でもこの水が使われ、旅館で働く女性たちが水汲みによく訪れていたことから、この名がつけられ、現在でも飲用されています。山代には天秤棒を持った男性がよく水汲みに訪れていたという『男生水』と呼ばれる湧き水もあります。

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須田菁華は九谷焼の窯元です。初代は北大路魯山人と深い親交があったことでも知られており、この菁華窯で魯山人は陶芸の手ほどきを受けました。

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山道

山の空気を楽しんで登ります。

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真菰が池

元々灌漑用水としてつくられた真菰が池は、春になると池沿いの桜が満開に開いた姿が水面に写り、素晴らしい眺望を楽しむことができます。

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坂道を登りきったところに萬松園さざえ堂があらわれます。これは、明治時代に温泉客をもてなすために作った三日月台が元になっており、その昔はその三日月台に茶房があり、温泉客たちはお茶を飲みながら景色を楽しんだようです。現在のさざえ堂の上からも、馬具の鞍に似ていることから名付けられた鞍掛山や、天気が良い日にはその奥にそびえる白山の眺望も楽しむことができます。

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山代の氏神神社として多くの人に慕われています。鎮守の森は樹齢 200 年以上の、スダジイやタブの木、ヤブツバキなどの巨木の自然林で覆われていて、その地に入った瞬間になんとも言えない心地よさに包まれます。

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今から1300年ほど高僧行基が前に白山に行く道すがら山代に立ち寄った際に、湯浴みをしているヤタガラスを見て、山代温泉を発見しました。その温泉鎮護のためにこの地に薬師如来を祀って温泉寺が建立されました。夏は深い緑の苔を楽しむことができ、秋になれば山全体が紅葉に紅く染まり、土は赤い絨毯のようになります。

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